地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

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ファインケミカル材料研究室

機能材料などのファインケミカルズ関連において、環境や安全に配慮した、合成・分析・加工・評価などの研究を行っています。主に3つの分野に取り組んでいます。

精密化学分野
ファインケミカルズの選択的で効率的な新規合成法の開発を行っています。特に、グリーンケミストリーに基づいた研究を推進しており、二酸化炭素の有効利用や様々な放出物の定量法開発などを行っています。
機能性色材分野
様々な工業材料の着色技術・色彩計測に関する研究を行っています。また、繊維や紙、フィルムなどプラスチック製品の物性や光学特性などの計測、環境や安全性に配慮した新しい表面加工・リサイクル技術などの研究も行っています。
熱硬化性樹脂分野
フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ビスマレイミド樹脂、ベンゾオキサジン樹脂の原料となるオリゴマーや硬化剤の分子構造設計、得られた樹脂の特性評価に関する研究を行っています。木材由来の新素材「改質リグニン」を用いた熱硬化性樹脂の開発にも取り組んでいます。

担当者

 ・大江 猛     研究室長
 ・中井 猛夫    主幹研究員
 ・米川 盛生    主任研究員
 ・乗岡 智沙    主任研究員
 ・下川路 朋紘   研究員
 ・三原 正稔    研究部長
 ・木村 肇     総括研究員
 ・吉村 由利香   主幹研究員

対応領域

化学薬品、化成品、医農薬品、有機合成、グリーンケミストリー、二酸化炭素、マイクロ波利用、酸素酸化、高圧反応、GCMS分析、GC分析、染料、顔料、インクなどの各種色材、印刷や染色技術、繊維・紙・フィルムなどの高分子表面の改質および機能化加工、物性測定、光学特性、色彩計測、光源色、自動車・航空機・鉄道・家電・産業機器・電力・通信分野など熱硬化性プラスチックを使用する産業

研究内容

トピックス

以下の依頼分析・受託研究を行っております。お気軽にご相談ください。

  • ・GC-MSやGCによる定性・定量分析
  • ・合成技術・改良
  • ・インクや染料などの耐光性試験、色彩測定、紫外・可視・近赤外分光分析(190~3100nm)
  • ・繊維・紙の物性試験
  • ・吸湿性、染色加工技術
  • ・熱硬化性樹脂の開発、特性評価

など

キーワード:
化学薬品・化成品・医農薬・有機合成・グリーンケミストリー・GC-MS・LC-MS・二酸化炭素・色素・インク・染料・印刷・繊維・紙・色彩・対候性・帯電性・吸湿性・繊維強度・繊維表面加工・熱硬化性樹脂・改質リグニン

二酸化炭素の有効利用を目指した反応開発

有効利用が求められている二酸化炭素やグリセロールを原料として利用し、付加価値製品へ変換する研究を行っています。

ヘッドスペース-GC-MSを用いた放出物質の分析

不揮発性溶剤を用いた、ヘッドスペース法での検量線作成により、固体製品からの微量放出物の定量分析法を開発しています。

照明の種類による色変化が少ない色材の開発

製品色の見え方は、照明の種類(光の分光分布)によって変化するため、製品のデザインや品質管理の点から問題となっています。当研究室では、色材の分光反射率曲線を適切に設計することで、照明の種類による色変化が少なく、屋内でも太陽光のような自然な見え方をする色材を開発する研究を行っています。

糖質を使った繊維の安全性の高い着色技術

食品中の天然色素であるメイラード反応に着目して、衣料用繊維の新しい着色技術の開発に取り組んでいます。しかしながら、食品のメイラード反応は非常に遅く、衣料品の濃色の着色は不向きでした。そこで、反応性の高いグルコースの酸化物を着色剤に利用することによって、羊毛を短時間で濃色に着色することが可能となりました。

木材由来の新素材「改質リグニン」を活用した熱硬化性樹脂の開発

スギ材から抽出した木材由来の新素材「改質リグニン」と熱硬化性樹脂と複合化させたバイオマス熱硬化性プラスチックの開発に取り組んでいます。改質リグニンを樹脂成分の1つとして用いることで、熱硬化性樹脂の1つであるフェノール樹脂の耐熱性および柔軟性の両方を同時にアップさせることができることがわかってきました。現在、実用化を念頭に置いた研究開発を行っています。

カリックスアレーン構造を熱硬化性樹脂に導入

フェノールの環状オリゴマーであるカリックスアレーン(CA)構造を熱硬化性樹脂に導入することで、その耐熱性を飛躍的にアップさせることに成功しました。当研究室ではモノマーやオリゴマーの設計・合成から取り組むことで、これまでになかった構造の熱硬化性樹脂を開発しています。

ベンゾオキサジン樹脂を用いた高性能熱硬化性樹脂の開発

硬化反応過程でホルムアルデヒドやアンモニアガスなどの有毒な揮発物を発生せず、酸やアルカリなどの触媒も必要としないベンゾオキサジン樹脂を用いて、成形性や耐熱性、難燃性などに優れた高性能熱硬化性樹脂の研究を行っています。

研究成果

連絡先 9:00~12:15/13:00~17:30(土日祝・年末年始を除く)

( ★を「@」に変更してください )
  • 大江 猛【問合せ担当者】
    tohe★orist.jp
  • 中井 猛夫【問合せ担当者】
    nakai★orist.jp
  • 木村 肇【問合せ担当者】
    kimura★orist.jp
  • 吉村 由利香【問合せ担当者】
    yosimura★orist.jp


依頼試験、技術的相談、相談内容で担当部署がわからない場合は、
技術相談窓口(06-6963-8181)へお尋ねください。

インフォメーション

依頼試験、技術相談、相談内容で担当部署がわからない場合など、下記相談窓口へお尋ねください。

森之宮センター

(技術相談)
06-6963-8181

9:00~12:15/13:00~17:30
(土日祝・年末年始を除く)