振動試験の基本
振動試験の実施に際して
振動試験の実施に際して、事前確認いただくようお願いします。
以下の情報が不明な場合、試験実施の可否が不明であるため装置使用のご予約を承れません。
・試験予定日(余裕をもってご計画ください。)
・試験体の重さ、大きさ
・試験条件(後述)
・・・その他
また、1~2か月程度先までご予約されている状況が続いております。
※全国の多くの都道府県の公設試で振動試験機を保有されていますので、お近くの公設試のご利用もご検討ください。
「〇〇県 振動試験」でご検索いただくか、経済産業省の「全国鉱工業公設試験研究機関保有機器・研究者情報検索システム」で探すことができます。
以下の情報が不明な場合、試験実施の可否が不明であるため装置使用のご予約を承れません。
・試験予定日(余裕をもってご計画ください。)
・試験体の重さ、大きさ
・試験条件(後述)
・・・その他
また、1~2か月程度先までご予約されている状況が続いております。
※全国の多くの都道府県の公設試で振動試験機を保有されていますので、お近くの公設試のご利用もご検討ください。
「〇〇県 振動試験」でご検索いただくか、経済産業省の「全国鉱工業公設試験研究機関保有機器・研究者情報検索システム」で探すことができます。
振動試験機
保有している振動試験機は以下の通りです。試験機により試験可能な条件が異なります。
・和泉センター
・包装貨物用振動試験機
・大型貨物用振動試験機
振動試験機は近隣の公設試も保有しています。以下のウェブサイトから検索することが可能です。
・かんさいラボサーチ
・全国鉱工業公設試験研究機関保有機器・研究者情報検索システム
これらは外部のウェブサイトです。ご利用に対する一切の責任は負いかねます。
・和泉センター
・包装貨物用振動試験機
・大型貨物用振動試験機
振動試験機は近隣の公設試も保有しています。以下のウェブサイトから検索することが可能です。
・かんさいラボサーチ
・全国鉱工業公設試験研究機関保有機器・研究者情報検索システム
これらは外部のウェブサイトです。ご利用に対する一切の責任は負いかねます。
正弦波振動試験
正弦波振動試験は正弦波を用いた振動試験です。
正弦波一定振動試験と正弦波掃引振動試験の2種類に分けられます。
固定振動数試験とも呼ばれます。
周波数掃引振動試験とも呼ばれます。
・試験条件
・周波数(〇Hz~△Hz)
・加速度(m/s2 or G)or変位(mm0-p or mmp-p)
・掃引速度(oct/min or Hz/秒 or 時間/sweep)
・試験時間or掃引回数
掃引方法(対数掃引・線形掃引)にご注意ください。
変位は片振幅か全振幅かにご注意ください。
掃引回数は片道か往復かにご注意ください。
正弦波一定振動試験と正弦波掃引振動試験の2種類に分けられます。
正弦波一定振動試験
正弦波一定振動試験は特定の一つの周波数の振動を一定時間かけ続ける試験です。固定振動数試験とも呼ばれます。
・試験条件
・周波数(Hz)
・加速度(m/s2 or G)or変位(mm0-p or mmp-p)
・時間
変位は片振幅か全振幅かにご注意ください。
正弦波掃引振動試験
正弦波掃引振動試験は周波数を徐々に変えながら振動試験を行う試験です。周波数掃引振動試験とも呼ばれます。
・試験条件
・周波数(〇Hz~△Hz)
・加速度(m/s2 or G)or変位(mm0-p or mmp-p)
・掃引速度(oct/min or Hz/秒 or 時間/sweep)
・試験時間or掃引回数
掃引方法(対数掃引・線形掃引)にご注意ください。
変位は片振幅か全振幅かにご注意ください。
掃引回数は片道か往復かにご注意ください。
ランダム振動試験
ランダム振動試験は設定した周波数成分を持ったランダムな振動を与える試験です。
パワースペクトル密度(PSD)(※)を設定し、試験を実施します。
下図のパターンA・Bのように、パワースペクトル密度が異なると、全く異なる性質を持つ振動となります。“ランダム”な振動にも様々なランダムがあることが分かります。
(※)パワースペクトル密度:周波数ごとのパワー(大きさ)であり、どの周波数の成分をどの程度持つかを示す。
パワースペクトル密度(PSD)(※)を設定し、試験を実施します。
下図のパターンA・Bのように、パワースペクトル密度が異なると、全く異なる性質を持つ振動となります。“ランダム”な振動にも様々なランダムがあることが分かります。
(※)パワースペクトル密度:周波数ごとのパワー(大きさ)であり、どの周波数の成分をどの程度持つかを示す。
・試験条件
・パワースペクトル密度( (m/s2)2/Hz )
グラフや表で示されます。
・試験時間
実波形再現試験
実際に計測した振動波形を試験機再現する試験です。輸送中の振動や地震による振動、機械による振動を計測し、再現することで実振動を模擬した試験が可能です。
・試験条件
・加速度時系列データ (m/s2、Gなど)
通常は表形式のデータで示されます。