地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

文字の大きさ

ヘッダーメニュー
メニュー

文字の大きさ

材料プロセシング研究室

高性能な構造用・生体材料用のマグネシウム合金やチタン超弾性合金の研究・開発に取り組んでいます。


担当者

 ・渡邉 博行     研究室長
 ・岩﨑 真也     研究員

対応領域

業界  :非鉄金属素形材製造業、金属素形材製品製造業など

技術  :組織制御、超塑性加工

対象材料:マグネシウム合金、チタン合金、高エントロピー合金、特殊材料(超塑性合金、超弾性合金、形状記憶合金)

研究内容

マグネシウム基複合材料の開発

研究の概要

生体内分解性材料(骨治療に適用)の素材としてマグネシウムを利用することが注目されています。マグネシウムの弾性率が皮質骨に近い点、生体必須元素である点、などが理由です。当研究室では、材料の分解速度制御などを念頭において、水酸アパタイト(HAp)やリン酸3カルシウム(TCP)などのリン酸カルシウム粒子を分散させたマグネシウム基複合材料の開発を進めています。

チタン基超弾性合金の開発ならびに時効熱処理による特性改善

研究の概要

チタン基超弾性合金に関しては、Ti-Cr-Al合金において高回復能(超弾性ひずみ:4%程度)を有する合金開発に成功してきました。これら合金の時効材に対して延性化を図るためのプロセス構築を、組成制御・組織制御の点から行っています。

研究室の要素技術

  • ・軽金属素材の引張、圧縮特性評価
  • ・金属素材の共振法による弾性特性の評価
  • ・金属素材の振動減衰能の評価
  • ・波長分散型蛍光X線分析装置による元素

分析

  • ・押出機による軽金属の加工
  • ・異周速圧延機によるによる軽金属の加工
  • ・形状記憶・超弾性合金に対する形状記憶熱処理

トピックス

外部資金研究

事業名   :科研費基盤(C)

研究課題  :骨修復を促進する貯蔵機能型マグネシウム生体材料の創製

研究期間  :2021年度から2023年度

共同研究機関:神戸大学、東北大学


事業名   :生体医歯工学共同研究拠点共同研究

研究課題  :新規生体用形状記憶チタン合金の開発と基礎物性解明

研究期間  :2020年度、2021年度

共同研究機関:東京工業大学


事業名   :公益財団法人 天田財団 重点研究開発助成 課題研究

研究課題  :ハードメタル部材の創製に向けた高エントロピー合金の高速超塑性化

研究期間  :2018年から2021年度

共同研究機関:神戸大学、物質・材料研究機構

研究成果


最近の論文

・Effect of cold-working on phase formation during heat treatment in CrMnFeCoNi system high-entropy alloys with Al addition
H Watanabe, T Murata, S Nakamura, N Ikeo, T Mukai, K Tsuchiya
Journal of Alloys and Compounds 872 (2021) 159668.

・Grain boundary relaxation behavior in meso-grained dilute magnesium alloys
H Somekawa, K Naito, H Watanabe
Materialia 14 (2020) 100947.

・Change in damping capacity arising from twin-boundary segregation in solid-solution magnesium alloys
H. Somekawa, D.A. Basha, A. Singh, T. Tsuru, H. Watanabe
Philosophical Magazine Letters 100 (2020) 494–505

・Fabrication and characterization of Mg-0.2 at.% Ca/α-tricalcium phosphate composites
N. Ikeo, H. Kawasaki, H. Watanabe, T. Mukai
Materials Letters 241 (2019) 96–99.

・Processing and Mechanical Properties of a Tricalcium Phosphate-Dispersed Magnesium-Based Composite
H. Watanabe, N. Ikeo, T. Mukai
Materials Transactions 60 (2019) 105–110.

連絡先 9:00~12:15/13:00~17:30(土日祝・年末年始を除く)

( ★を「@」に変更してください )
  • 渡邉 博行【問合せ担当者】
    hwata★omtri.or.jp


依頼試験、技術的相談、相談内容で担当部署がわからない場合は、
技術相談窓口(06-6963-8181)へお尋ねください。