核磁気共鳴(NMR)法の基礎と応用
-試料調製から構造解析、応用測定事例まで-
核磁気共鳴(NMR)法は核スピンを有する原子核が超電導磁石による強い磁場中で起こす共鳴現象を利用して、試料の分子構造などを解析する装置です。低分子有機化合物の構造解析に用いる装置とのイメージをお持ちかもしれませんが、高分子・無機化合物なども測定対象であり、その構造・物性解析を目的に様々な分野で利用されています。
本研修では、どのような試料が測定対象となるのか、どのような測定法があり、そこから何がわかるのかなど、NMR法の測定と解析の基礎を説明いたします。また、良好な測定結果を得るための試料調製法と溶液試料についての一次元NMR測定法の実習を行うとともに、二次元NMR測定法、多核測定法、固体NMR法、NMRによる定量法などの応用事例についても紹介いたします。
開催日時 | 2021年9月29日(水) 13:10~17:10 |
主 催 | 地方独立行政法人大阪産業技術研究所 |
開催場所 | (地独) 大阪産業技術研究所 森之宮センター |
管理棟3階セミナー室、分析センター南 | |
定 員 | 4名(先着順) |
受講料金 | 一人12,400円(税込) |
※関西広域連合に加盟する府県(滋賀県、京都府、兵庫県、和歌山県、鳥取県、徳島県及び大阪府)に所在又は事業所等がない場合は、受講料が3 割増となります。
(事業所等があることがわかる書類をお持ちください。)
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- プログラム
1. 講義 NMR利用のための基礎講座
(13:10~14:10)
(地独)大阪産業技術研究所 有機材料研究部 主任研究員 岩井 利之
2. 実習 試料調製・一次元測定法の実習
(14:20~16:20)
(地独)大阪産業技術研究所 有機材料研究部 主任研究員 松元 深
(地独)大阪産業技術研究所 有機材料研究部 研究員 隅野 修平
3. 講義 応用測定事例の紹介
(16:30~17:10)
(地独)大阪産業技術研究所 有機材料研究部 主任研究員 岩井 利之
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<参考URL>
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大阪府「感染拡大防止に向けた取組み」 http://www.pref.osaka.lg.jp/kikaku/corona-kinkyuzitai/index.html
お問合せ | 地方独立行政法人大阪産業技術研究所企画部(辻谷) |
〒536-8553 大阪市城東区森之宮1丁目6番50号 | |
TEL:06-6963-8331、FAX:06-6963-8015、E-mail:mail@omtri.or.jp |
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