リアルタイムPCR法を用いる食品微生物の迅速検出
食品や環境中の微生物を検出・測定・特定する手法として、PCR法は非常に有効です。この方法は、微生物の培養に頼らず、迅速かつ高感度に微生物の特定の遺伝子(DNA)を測定する方法で、PCR法とリアルタイムPCR法に分類され、幅広く検査・研究・開発に利用されております。
PCR法では、遺伝子増幅に続いて電気泳動での遺伝子の分離と染色の作業が必要という欠点がありますが、リアルタイムPCR法ではこの欠点を克服し、PCRによる遺伝子増幅の様子をリアルタイムにモニターすることが可能です。
本セミナーでは、黄色ブドウ球菌など、食品汚染に関与する複数の微生物を材料として、ゲノムDNAの抽出、およびリアルタイムPCR法による遺伝子の増幅・検出について実習を行います。 。
開催日時 | 2021年2月18日(木) 13:15~17:15 |
主 催 | 地方独立行政法人大阪産業技術研究所 |
開催場所 | (地独)大阪産業技術研究所 森之宮センター |
研究本棟4階植菌室、生化学測定室、技術相談室 他 | |
定 員 | 4名(先着順) |
受講料金 | 一人11,000円(税込) |
※関西広域連合に加盟する府県(滋賀県、京都府、兵庫県、和歌山県、鳥取県、徳島県及び大阪府) に事業所等がない場合は、受講料が3 割増となります。
(事業所等があることがわかる書類をお持ちください。)
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- プログラム
1. 講義と実習
ゲノムDNAの調製、リアルタイムPCR反応、およびデーター解析の実習
(13:15~17:15)
(地独)大阪産業技術研究所森之宮センター 生物・生活材料研究部
脂質工学研究室 主任研究員 田中重光
総括研究員 兼 脂質工学研究室長 永尾寿浩
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新型コロナウイルス感染症の予防および拡大防止のため、感染予防対策を徹底することとしますが、状況により急遽中止となる場合があります。
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<参考URL>
大阪府「新型コロナウイルス感染症関連の特設サイト」 http://www.pref.osaka.lg.jp/default.html
大阪府「感染拡大防止に向けた取組み」 http://www.pref.osaka.lg.jp/kikaku/corona-kinkyuzitai/index.html
お問合せ | 地方独立行政法人大阪産業技術研究所企画部(辻谷) |
〒536-8553 大阪市城東区森之宮1丁目6番50号 | |
TEL:06-6963-8331、FAX:06-6963-8015、E-mail:mail@omtri.or.jp |
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