地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

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3Dスキャナの用途

大阪産業技術研究所では、独GOM社製の3Dスキャナ ATOS Core(3次元スキャン装置)を導入しています。この装置は測定物に投影した縞状パターン光をカメラで撮影し、その画像を解析することで立体形状を計測します。

一度の撮影ではカメラに映る部分の形状しか取得できないため、全方向から撮影を行って合成し、測定物全体の形状を3次元ポリゴンデータ(STL形式)として出力します。

3次元ポリゴンデータ(STL形式)は、3次元空間上の点を結ぶ無数の三角形の集合体として表されます。
STL形式のデータは、3Dプリンタの造形データとして利用したり、リバースエンジニアリング用ソフトウェアを使用して、3D CADデータに変換することが可能です。

また、製品の検査用途にも活用できます。測定ソフトウェア上で寸法の測定や、CADデータとの形状比較が行えます。

インフォメーション

依頼試験、技術相談、相談内容で担当部署がわからない場合など、下記相談窓口へお尋ねください。

本部・和泉センター

(技術相談・総合受付)
0725-51-2525

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(土日祝・年末年始を除く)