地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

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NEDO「ムーンショット型研究開発事業」に採択されました

採択テーマ名:光スイッチ型海洋分解性の可食プラスチックの開発研究

 
本採択テーマは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「ムーンショット型研究開発事業※」におけるムーンショット目標※4「2050年までに、地球環境再生に向けた持続可能な資源循環を実現」の達成を目指す研究開発プロジェクトです。世界規模の問題である海洋プラスチック問題対策に寄与するために「使用時は十分な耐久性を持つ一方、海洋環境中における強い太陽光照射の下で光スイッチ分解性を示すようになるプラスチック」の開発を目指します。

なお、同プロジェクトに採択された13のテーマの中で、当研究所は、地方公設試験研究機関として唯一の採択機関です。

 
【実施体制】
 国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学
 国立大学法人神戸大学
 国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学
 国立大学法人鹿児島大学
 学校法人東京理科大学
 国立大学法人東京農工大学
 国立研究開発法人産業技術総合研究所
 地方独立行政法人大阪産業技術研究所

 

【当研究所参画研究員】
 和泉センター 応用材料化学研究部 増井昭彦、井川聡、柿倉泰明

 

【事業期間】
 最大10年間(2020年~2029年(予定))

 

 ※「ムーンショット型研究開発事業」
 日本発の破壊的イノベーションの創出を目指し、従来技術の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発(ムーンショット)を推進するものとして、総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)において、「ムーンショット型研究開発制度」が創設され、2020年1月に6つのムーンショット目標が決定、2020年7月には健康・医療戦略推進本部においてムーンショット目標7が決定されました。

 ※「ムーンショット目標」
 目標1:2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現
 目標2:2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現
 目標3:2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現 
 目標4:2050年までに、地球環境再生に向けた持続可能な資源循環を実現
 目標5:2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出 
 目標6:2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現 
 目標7:2040年までに、主要な疾患を予防・克服し100歳まで健康不安なく人生を楽しむためのサステイナブルな医療・介護システムを実現

 
「ムーンショット型研究開発事業」の詳細については、
 NEDOのホームページ https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101346.html をご覧下さい。

     

○本件に関するお問い合わせ先
 大阪産業技術研究所 和泉センター
  応用材料化学研究部 増井昭彦
  TEL:0725-51-2525(総合受付・技術相談)

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