地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

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環境技術研究部 Nさん

      
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環境技術研究部 Nさんからのメッセージ

以前は一般企業で研究開発、一時期は研究管理にも従事していました。転勤が多く落ち着かないこともあり、(1)地元大阪で、(2)エンジニア/研究者として、(3)地場産業に寄与ができる大阪技術研の求人に惹かれました。ものづくりが元々好きだったのでエンジニア/研究者として、「自分が開発した技術で人の役に立ちたい」「広く社会へ発信したい」という思いを強く持っていた中、産・学・官のつながりが深い大阪技術研の求人を見つけたとき、すぐさま転職に舵を切ったことを今でも鮮明に記憶しています。求人内容とこれまでの経験が概ね合致していたことも決断の要因でした。

研究業務では、高速化、高感度化、低コスト化、簡素化などをキーワードとし、これまでにない光学技術を光衛星通信、天文学、バイオイメージング、工業検査等へ応用していくために、幅広く研究を推進しています。シーズ/ニーズ研究で産業利用の可能性を感じれば、知財化も検討します。企業支援業務では紫外から可視域光源の特性評価、画像処理を用いた様々なアプリケーション開発を行っています。機械学習を含むプログラミングや機械設計・加工、光学など多岐にわたる技術を通じ、そこから高付加価値なものづくりに貢献できるよう日々研鑽を続けています。今後のエンジニア/研究者としての目標としては、企業が活用できるような知財化技術を一つでも多く提案・開発していくことです。

研究の方向性を自分の意志で決定できるところだと思います。前職では、目指すべき方向性に関してズレや違和感を感じたことがあり、エンジニア/研究者として、悶々とすることがありました。一方、大阪技術研では、現場で働く研究者に多くの裁量や決定権が与えられています。自分自身で道を切り開く大変さは勿論ありますが、その反面やり甲斐も多いのだと感じています。最近ではテレワーク、時差勤務も導入され、休暇制度についても好印象です。働く上で、ワークライフバランスが良好なことも、大きな魅力の一つだと思います。

求人内容が完全一致することは稀だとおもいますが、研究の分野・方向性で重なるところがあるのであれば、挑戦してみる価値はあるのではないでしょうか。QOLやQOWも良い職場だとおもいます。また、民間企業でもそうですが、仕事(ここだと企業支援や研究)は一つの分野、技術だけでは成立しません。「多岐に渡るスキルの駆使」が必須です。学生時代の恩師が言っていた「歌って踊れるエンジニア」、が幣所でも求められていると思います。

業務の様子1 業務の様子2

ある1日のスケジュール(時差出勤を活用)

  • 8:30
    出勤

    予定業務の確認、メールチェック

  • 9:00
    基盤研究に関する実験

    時間の有効活用のため自動撮影コードを使って実験

  • 11:00
    支援業務準備

    PMからの支援業務にむけて事前準備をしておきます

  • 12:15
    お昼休み
  • 13:00
    サポート研究/依頼試験

    試験目的を確認し、最も適切な方法を検討した上で業務に着手

  • 16:30
    報告書作成/実験進捗確認

    支援業務に関する報告書を作成。自動撮影による実験の進捗も確認

  • 17:00
    退勤

    翌日のスケジュールを確認後、退勤。帰宅後の家事の確認も大切です

      

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インフォメーション

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本部・和泉センター

本部・和泉センター・写真

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