固体NMR法による測定と解析の基礎

JKA 補助事業 基礎技術実習 第2回

固体NMR法による測定と解析の基礎

大変申し訳ございませんが、定員に達しましたので受付を終了しました。

※本セミナ―は、公益財団法人JKAの人材育成等補助事業により実施します。

　核磁気共鳴(ＮＭＲ)法は核スピンを有する原子核が超電導磁石による強い磁場中で起こす共鳴現象を利用して、試料の分子構造などを解析する装置です。試料を重水素化溶媒に溶解させて測定する溶液ＮＭＲ法が一般的ですが、固体試料をそのまま測定する固体ＮＭＲ法もよく使用されるようになってきています。難溶性の試料の測定や、結晶化状態に関する情報など溶液にすると失われる情報を得ることもできます。
　本実習では、固体ＮＭＲの初心者向けに、溶液ＮＭＲ法との違いや固体ＮＭＲの特徴をはじめ、どのような測定法があり、そこから何がわかるのかなど、固体ＮＭＲ法の測定と解析の基礎を説明いたします。加えて試料調製、測定とデータ処理といった固体ＮＭＲ測定の一連の流れを、実習用サンプルを用いて行います。
　※この研修は、競輪の補助を受けています。

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プログラム

1. 講義　　固体ＮＭＲ法の基礎講座

　(13:15～14:45)

2. 実習　　試料調製および、測定法の実習

　(14:55～16:55)

3. 質疑応答

　(17:00～17:15)

　　（地独）大阪産業技術研究所　有機材料研究部　機能性材料合成研究室

　研究室長　岩井 利之

（地独）大阪産業技術研究所　有機材料研究部　機能性材料合成研究室

主任研究員　隅野 修平

＜研究所に来所される方へのお願い＞

　※発熱等の症状がある方は入館をご遠慮下さい。