地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

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【報道提供】金属破壊解析ツール「フラクトアイ」利用サービス開始

      

                                              ◆報道発表日:令和7年8月7日

 

公設試発(初)、熟練技術者の経験・知見をAIへ昇華!
〜破壊解析ツール『フラクトアイ 』の利用サービスを開始〜(10月1日より) 


報道提供資料(PDF:2.5MB)
「リボーンチャレンジ・わくわく!科学縁日」チラシ(PDF:1.3MB)
レディメード研修「破面解析ソフト(フラクトアイ)を活用した金属の破面観察」(10/1、10/29)


■この度、走査電子顕微鏡(SEM)使用時にAIによる『破面解析』をご利用いただけるサービスを、全国の公設試験研究機関(公設試)で初めて開始いたします。
 AI搭載の金属破面解析ソフト「フラクトアイは、ORISTが大阪公立大学との共同研究で開発したもので、走査電子顕微鏡(SEM)の観察画像からAI破面解析します。

 ※2025年10月1日利用開始(使用料:SEMとフラクトアイの同時使用:6,600円/時間)
 ※破面解析
  ものづくりの現場はトライアンドエラーの繰り返しで、失敗(破壊)の原因を解析することは、製品の信頼性向上に極めて重要です。
  破壊した箇所(破面)の特徴を読み取り、破断要因を調査することを破面解析と呼びます。

■新サービスの主な特徴

 ★金属の破断要因を高確率で予測
  疲労破壊や延性破壊といった破断要因を高確率で予測します。予測結果に寄与した領域をカラーコンターで表示可能です。

 ★熟練技術者の判断基準を反映
  長年の破面観察から築き上げたAIによる破断要因の判断基準が、経験の浅い技術者を強力にサポートします。
  利用を通じて若手技術者の解析力が高まり、人手不足、後継者不足に直面する企業の教育ツールとしても活用できます。

 ★今後も新たなAI破面解析技術をリリース予定
  現在開発中の破壊起点の予測機能など、今後もグレードアップした技術をリリースします。

■2025年大阪・開催万博で『フラクトアイ 』を体験(予約不要)
  8月29日(金)「わくわく!科学縁日」で体験できます。◆会場:大阪ヘルスケアパビリオン「リボーンステージ」


◆問合せ先
大阪産業技術研究所 
法人経営本部 企画部 松永(和泉センター)
TEL:0725-51-2511

      

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