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粉体粉末冶金協会　研究進歩賞

受賞者	木村貴広
授与者	一般社団法人粉体粉末冶金協会
受賞日	令和6年5月21日
受賞対象テーマ	レーザ積層造形法の特長を活かした耐熱アルミニウム合金の創製

概要

加工成形研究部　木村貴広研究室長が一般社団法人粉体粉末冶金協会　研究進歩賞を受賞しました

受賞者は、アルミニウム合金粉末を用いたレーザ積層造形に関する研究に精力的に取り組んでいます。近年の研究において、レーザ積層造形の特長である急冷凝固プロセスを活かすことで新たな積層造形用耐熱アルミニウム合金粉末の開発に取り組み、世界最高レベルの優れた耐熱性を有するアルミニウム合金造形体の創製に成功しました。また、造形体の組織形成過程および強化機構を明らかにすることで、プロセス－組織－特性の関係性の理解に繋がる学術的知見を見出しました。開発した耐熱合金粉末は材料メーカーとの協力関係のもと市販されており、産業界への貢献にも繋がっています。以上の実績を評価され、本賞の受賞に至りました。