取得学位 | 博士(工学) |
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取得者 | 垣辻 篤 |
取得大学 |
大阪府立大学 |
取得日 |
平成24年1月20日 |
次世代の高温構造用材料として期待されているTi-Al系ならびにNi-Al 系の金属間化合物ならびにその複合材料を燃焼合成反応により作製した。作製に際し、HIP反応焼結法、反応アーク溶解法ならびにパルス通電焼結法などの多 彩なプロセス技術の適用を試みたところ、用いたプロセスに応じた組織を呈し、かつこれらの組織制御が可能であることが示された。これにより、単相金属間化 合物と比較して、強度、延性、破壊靭性値、耐摩耗性等の機械的特性が向上した金属間化合物基複合材料の創成が可能であることが示された。これらの成果は、 今後金属間化合物の実用化に向けて有用な作製プロセスとなり、現在使用されているエンジン部材にとどまらず、次世代クリーンエネルギー関連分野における材 料創成においても重要な指針を与えることが期待される。