地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

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測定事例

依頼試験による3Dスキャナの測定事例を紹介します。

レンズキャップ

  • 材質:プラスチック(ABS)
  • 寸法:約60 x 60 x 10 [mm]

測定内容

マーカーシールを貼り付け、片面のみ3Dスキャン。
ポリゴンデータの修正および間引き処理後、STL形式で出力。
細かい凹凸部分はデータが欠損していますが、反射防止スプレーを塗布すると多少の改善が見込めます。

費用(参考)

3Dスキャン:14,200円


固定治具

  • 材質:炭素鋼(鍛造)
  • 寸法:約80 x 40 x 20 [mm]

測定内容

全体の形状をデータ化します。
マーカーシールを貼り付けてから両面を3Dスキャンし、ポリゴンデータの修正および間引き処理後、STL形式で出力しました。
反射防止スプレー無しで良好な測定が行えました。

費用(参考)

3Dスキャン:22,800円


ポンプハウジング

  • 材質:アルミダイカスト
  • 寸法:約100 x 100 x 100 [mm]

測定内容

リブや穴がいくつもある、複雑な形状の測定物です。
マーカーシール貼り付け後、反射防止スプレーを塗布し、外側・内側をそれぞれ3Dスキャンし、位置合わせ後にポリゴンデータ化。
ポリゴンデータの修正および間引き処理後、STL形式で出力しました。

費用(参考)

3Dスキャン:31,400円
複雑な形状の場合、手間と時間を要するため費用がかかります。


マウス

  • 材質:プラスチック(ABS)
  • 寸法:約120 x 60 x 50 [mm]

測定内容

マウス表面の断面線を測定します。
マーカーシール貼り付け後、全周を3Dスキャンしポリゴンデータ化しました。
次に、一定間隔で断面を作成し、断面線を点群データ(テキスト形式)として出力しました。
また、間引き処理を行ったSTL形式のデータも納品しました。

費用(参考)

3Dスキャン:22,800円
データ処理:5,400円
合計:28,200円
断面線出力や寸法測定など、測定データを後処理する場合には別途費用をいただいております。


3Dプリンタ造形物

  • 材質:PA12(ナイロン)
  • 寸法:約100 x 100 x 100 [mm]

測定内容

マーカーシールを貼り付けて全周の3Dスキャンを行い、ポリゴンデータをSTL形式で出力しました。
また、STLデータより、頂点位置にある球の直径および位置、各頂点にある球間の距離を測定し、設計値との偏差を計算しました
加えて、CADモデルとの表面偏差をカラーマップ画像で出力しました。

費用(参考)

3Dスキャン:22,800円
データ処理:15,400円
合計:38,200円


3Dスキャナ測定に関するご相談

3Dスキャナのご利用にあたっては事前の打ち合わせが必要です。
測定をご希望の場合は、3Dスキャナ測定が難しいケースについてご確認いただいた上、以下のフォームよりご相談お願いします。

3Dスキャン測定相談フォーム

インフォメーション

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