地方独立行政法人大阪産業技術研究所｜和泉センター第3回レディメード研修繊維生地を介した空気・水の移動特性（基礎講座と実習）

繊維生地を介した空気・水の移動特性（基礎講座と実習）

　繊維生地は、私たちの身の回りから各種産業用途まで幅広く使用されています。ほとんどの繊維生地は本質的に多孔構造であるため、空気や水が孔内を通ったり、孔内に留まったりします。このような「繊維生地を介した空気や水の移動特性」は、衣服の透湿性や、タオルの吸水性、雨具の防水性、フィルターの通気性など、材料あるいは製品としての性能・品質に大きく影響します。

　そこで、この度、繊維生地を介した空気・水の移動特性についての基礎講座と実習から成る研修を企画いたしました。本研修では、基礎講座として、繊維生地を介した空気や水の移動現象をイメージする際のポイントについて簡単に解説するとともに、代表的な試験を紹介します。次に、基礎講座でご紹介した試験のいくつかについて実習いただき、理解を深めていただきます。

　繊維材料・繊維製品の開発や生産・品質管理に携わっておられる方はもちろん、繊維材料・繊維製品を初めて取り扱われる異業種の方にもご活用いただける内容ですので、是非、ご参加ください。