電気・電子機器の安全性評価技術(2/21)
概 要
顧客ニーズの多様化に伴って、より高機能・高付加価値な製品のニーズが拡大し、電気・電子機器では、小型化や高速化などの対応が求められています。一方で電気・電子機器の使用電力量は増大し、大電力化になったことで、ノイズ障害による誤動作や絶縁性低下による構成部品の劣化など製品の安全性への対策が重要な技術課題となっています。これらの課題を解決するためには、電気・電子機器の性能を評価にとどまらず、基本的な原理やメカニズムなどを理解し、製品の信頼性に繋げるための技術開発が重要となります。本セミナーでは、電気・電子機器の安全対策の一つとして電磁波ノイズ対策と電気絶縁性に関する評価技術の一例を最新の研究成果とともに紹介します。
主 催 大阪産業創造館(公益財団法人大阪産業局)、地方独立行政法人大阪産業技術研究所
開催日 令和5年2月21日(火)
時 間 14:00 - 16:15
会 場 大阪産業創造館 6階 会議室E (大阪市中央区本町1-4-5)
参加費 無 料
定 員 40名 ※先着順
プログラム
14:00 - 15:00 |
「電磁ノイズとつきあう製品開発〜試験方法や制御技術のご紹介〜」 製品信頼性研究部 主任研究員 伊藤 盛通 |
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モバイルツールや車載レーダなどの高周波電子機器の広がりは、電気・電子機器自身が誤動作する電磁ノイズをもたらしたため、電磁ノイズを出さず、かつ影響を受けない性能(EMC性能)を持った製品の開発が求められます。本講演では、電磁ノイズに関する基礎知識からスタートし、大阪産業技術研究所が保有する10 m法電波暗室をはじめとした多様なEMC性能評価試験設備と、EMC性能を向上させるための基本的なアプローチを紹介します。 | ||||
休憩 | ||||
15:15 - 16:15 |
「電気・電子機器の電気絶縁性評価」 製品信頼性研究部 主任研究員 岩田 晋弥 |
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電気絶縁性は機器の安全性を担保する最も基本的な性能のひとつです。本講演では、耐電圧・絶縁抵抗試験器、部分放電測定器をはじめとし、大阪産業技術研究所が保有する絶縁性評価試験に関連する機器を紹介します。また、大阪産業技術研究所で実施している絶縁劣化診断技術に関する研究事例を報告します。 |
お申込み
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お問合せ
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