(一社)粉体粉末冶金協会からの第60回研究功績賞を受賞しました
物質・材料研究部 水内 潔 研究フェローが
一般社団法人粉体粉末冶金協会からの第60回研究功績賞を受賞しました
受賞タイトル: 「通電焼結を応用した金属基複合材料の高機能化に関する研究」
授与日: 令和4年5月24日
【受賞業績の概要】
物質・材料研究部 水内 潔 研究フェローは、種々の新規通電焼結(SPS)プロセスを開発し、金属間化合物の in-situ 相制御,繊維強化型金属基複合材料の超高強度化、粒子分散型金属基放熱材料における固液共存状態を活用した高熱伝導率の達成など、この分野における先駆的研究のパイオニアとして高い評価を得ています。こうした独創的研究は、基礎研究にとどまらず新規金属基複合材料創製への革新的プロセスとして、学術分野のみならず産業界の発展に大きく貢献しました。
持続型固-液共存状態でSPS成形したダイヤモンド粒子分散Al基複合材料の熱伝導率
理論計算値(曲線)を95%以上満足する熱伝導率552W/mKの優れた放熱材料を作製しました。
本件 お問合せ先
・大阪産業技術研究所 物質・材料研究部 機械工学研究室
水内 潔 mizuuchi★orist.jp (★を「@」に替えてください)