【支援メニュー】「分子物性シミュレーション」を開始しました
森之宮センターでは、令和4年4月1日より「分子物性シミュレーション」の依頼試験受付を開始しました。本支援メニューでは高性能計算機システムを用いて分子集団の運動を原子レベルでシミュレーションし、材料が持つ物性を算出することができます。これにより対象の分子を実際に合成することなく、あらかじめ物性を予測することができ、製品開発の効率化や低コスト化に繋がることが期待されます。さまざまな物性のうち、当初の計算項目として、材料の圧力や熱に対する体積変化の割合を示す、圧縮率(体積弾性率)、熱膨張率の予測サービスを開始しています。今後、他の物性の計算項目についても増やしていく予定です。
新規材料を開発するにあたって、事前に有効な分子設計の指針を得たい方、代替材料を探索したいが、候補となる分子が多く選定にお困りの方はご相談ください。また計算機シミュレーションを製品開発に取り入れたいが、まずは試験的な検討をしたいといったご相談もお待ちしております。
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