JKA 補助事業 基礎技術実習 第3回
NMRによる定量法(qNMR)の基礎実習
大変申し訳ございませんが、定員に達しましたので受付を終了しました。
※本セミナ―は、公益財団法人JKAの人材育成等補助事業により実施します。
核磁気共鳴(NMR)法は分子を構成する原子核を観測する手法であるため、原理的に定量性があり、分子間で比較することも可能な分析手法です。通常は感度重視の測定条件が設定されていますが、より定量性の高い測定条件としたものが定量NMR(qNMR)法です。qNMR法は日本薬局方における定量用試薬や食品添加物公定書に採用されており、2018年にはJISにqNMR通則(K0138)として、2022年にはISO 24583としても発行されました。まだまだ一部ではありますが医薬品、食品成分、化学薬品などにqNMR法が適用されており、試薬メーカーの純度試験法としての利用も始まっています。
本実習では定量NMR法と通常の溶液NMR法との違い、クロマトグラフ法における定量法との違いをはじめとした定量NMR法の基礎について説明いたします。また、試料調製を行う上で考慮するべきミクロ天秤の取扱いについても紹介し、試料調製、測定、データ処理といった一連の流れを、実習用サンプルを用いて行います。
※この研修は、競輪の補助を受けています。
開催日時 | 令和7年1月21日(火)13:15~17:15 |
主 催 | 地方独立行政法人 大阪産業技術研究所 |
開催場所 | 地方独立行政法人 大阪産業技術研究所 森之宮センター |
定 員 | 4名 (先着順) |
受 講 料 | 無料 |
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プログラム
- 1. 講義 定量NMR法の基礎講座
- (13:15~14:45)
- 2. 実習 ミクロ天秤の取扱い、試料調製と定量NMR測定の実習
- (14:55~16:55)
- 3. 質疑応答
- (16:55~17:15)
- (地独)大阪産業技術研究所 有機材料研究部 機能性材料合成研究室
- 研究室長 岩井 利之
- (地独)大阪産業技術研究所 有機材料研究部 機能性材料合成研究室
- 主幹研究員 伊藤 貴敏
- (地独)大阪産業技術研究所 有機材料研究部 機能性材料合成研究室
- 主任研究員 隅野 修平
<研究所に来所される方へのお願い>
※発熱等の症状がある方は入館をご遠慮下さい。
お問合せ | 地方独立行政法人大阪産業技術研究所 企画部(辻谷) |
〒536-8553 大阪市城東区森之宮1丁目6番50号 | |
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