入門セミナー「LC/GC-MSの基礎と実際」(9/14)
入門セミナー「LC/GC-MSの基礎と実際」
~ 質量分析で製品開発に革新を! ~
※本セミナ―は、公益財団法人JKAの人材育成等補助事業により実施します。
質量分析は柔軟性の高い測定手法であり、様々な業界で利用されています。近年では、公定法に採用されるなど、その活用範囲はますます拡大しています。大阪産業技術研究所と公益財団法人 JKAは、2022年度人材育成事業の一環として、著名な講師の方々をお招きし、質量分析の基礎や企業での活用方法を紹介する講演会を企画いたしました。研究開発、品質管理業務などに携わる幅広い技術者の方々の参加をお待ちしております。
【開催日時】 2022年9月14日(水) 13:30 ~ 17:00(当日受付開始13:00~)
【主催】 地方独立行政法人 大阪産業技術研究所
【開催場所】 (地独)大阪産業技術研究所 森之宮センター 3階大講堂
【参加費】 無料
【定員】 75名(先着順)
※ 主催者の都合により、参加をお断りする場合がございます。
※ 同一事業所からの多人数でのご参加はお控えください。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【プログラム】
13:30 ~ 13:40 | 開会挨拶 |
大本 貴士 | |
大阪産業技術研究所 環境技術研究部 部長 |
13:40 ~ 14:30 | 質量分析計の進歩の歴史と近年の活用 |
豊田 峻聡 教授 | |
大阪大学大学院 理学研究科 |
近年質量分析計は学術分野だけでなく、我が国の産業を支える分析装置となってきています。本講演では、約100年前にJ.J. Thomson が開発した質量分析計から、種々のイオン化法、分析部構造への進歩の歴史と、その時代ごとの活用法を通じ、近年の活用について紹介します。
14:40 ~ 15:30 | LC/MSが広げる研究開発 |
~ 食品・工業材料分野を例に紹介 ~ | |
野上 知花 様 | |
アジレント・テクノロジー株式会社 | |
クロマトグラフィー・質量分析営業部門 | |
LC LC/MS アプリケーショングループ |
近年LC/MSは食品や工業材料などの分野でも多く使われるようになってきました。揮発性化合物の分析を得意とするGC/MSに対し、LC/MSは高沸点化合物や熱に不安定な化合物の分析を得意とします。LC/MSにより分析可能な対象が増えることで、試料の情報をより多く得られるようになります。本講習会ではLC/MSの特長や得意な分析を改めて紹介するとともに、分析サンプルの劣化状況や競合品との違いを捉え比較する技術を、食品中の呈味成分や機能性成分の研究開発、界面活性剤の差異解析等の例を交えながら紹介します。
15:40 ~ 16:30 | GCMSの基礎とアプリケーションの紹介 |
川満 春菜 様 | |
株式会社 島津製作所 | |
分析計測事業部 ライフサイエンス事業統括部 | |
MSBU ソリューショングループ |
弊社(株)島津製作所はアカデミア市場・官公庁および民間企業様にガスクロマトグラフ質量分析計(以下、GCMS)を納品させて頂いております分析装置を中心とした機器メーカーになります。
本セミナーにおきましてはGCMSの基本的な原理からアプリケーションに関しまして紹介をさせて頂きます。特に、対象成分が多く解析にハードルを感じがちな香気分析に関して、弊社では,Smart Database という技術を用いて分析/解析業務を支援する「Smart Aroma Database」を開発致しました。具体的な事例を示しながら,分析/解析業務を簡便に行う手法をご紹介いたします。
16:30 ~ 17:00 | 相談会 |
御質問などございましたら、ご自由にご相談ください。 |
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
▶申し込みはこちらから |
▶チラシはこちらから |
【お問い合わせ】 | 地方独立行政法人大阪産業技術研究所企画部(辻谷) |
〒536-8553 大阪市城東区森之宮1丁目6番50号 | |
TEL:06-6963-8331 | |
E-mail: morinomiya★orist.jp | |
( ★を「@」に変更してください ) |