内容産学官連携
分野プラスチック、光源・照明器具
GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)の用途として、住宅テラスやカーポートの屋根材などのエクステリア、浴室ドアや室内間仕切窓などの内装面材といった採光材としての使用が広がっています。GFRP採光材は、ポリカーボネートの登場以降、強度などの物性は良いが、ガラスパターンが見えるなど、見栄えが悪いと言われてきましたが、加飾成形技術により表面に凹凸をつけ、透過光線の平行光/拡散光の割合を拡散光側にシフトさせることが可能となりました。そこで当研究室では大学、企業と協力し,GFRP転写成形板の光透過性を利用したLED照明のハウジングへの応用をめざして,色彩および表面構造の異なるGFRP転写成形板を成形し、色彩と構造が光透過性および光拡散性におよぼす影響を検討しました。この技術をご利用ください。