受賞者 | 堀口 翔伍 |
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授与者 | 日本包装学会 |
受賞日 | 平成30年7月13日 |
受賞対象テーマ | 1試料による疲労影響を考慮した製品衝撃強さ試験方法の提案 |
本研究では、試験の普及と適正包装の推進のため、試料が1個しか用意できなくても緩衝設計に必要な製品衝撃強さを推定可能な手法を提案した。具体的な提案内容は以下2点である。
・JIS Z0119では2試料を用いて1方向に対する試験を行うのに対して、1試料で1方向に対する緩衝設計に必要十分な情報(緩衝設計の要否と緩衝設計要の場合は許容加速度)を得られる試験方法を提案した。
・上記試験方法における加速度増加方法として、蓄積疲労を基準とした理論的な加速度増加倍率の決定方法を提案した。