受賞者 | 四宮 徳章、白川 信彦 |
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授与者 | 一般財団法人 素形材センター |
受賞日 | 令和3年11月5日 |
受賞対象テーマ | 局所加熱コイルによる高周波誘導加熱を利用した高速温間絞り工法の開発 |
本技術は、プレス温間絞り工法の高速化を目指したものである。オーステナイト系ステンレスの温間絞り工法は成形性を大幅に上昇できる工法として広く用いられている。
しかし、従来工法は3~6spm程度の生産性しかなく、大量生産品には適さないといった問題があった。これに対し、本技術では、高周波誘導加熱を用いた部分的な急速加熱と、加熱と材料送りおよびプレス動作の同期により、50spm程度での生産が可能となった。
また楕円形状の絞りに適した加熱範囲を成形シミュレーションより明らかにした。