取得学位 | 博士(工学) |
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取得者 | 堀口 翔伍 |
取得大学 | 神戸大学 |
取得日 | 令和3年9月25日 |
製品を輸送する際、輸送中の破損を防ぐために緩衝包装がなされる。適正な緩衝包装には「製品の衝撃強さ」の評価が不可欠である。製品衝撃強さ評価の試験方法は規格化されているものの、頻繁に実施されているとは言い難い。製品衝撃強さを評価せずに緩衝包装設計をすると、欠陥包装や過剰包装の原因となる。そのため本研究では、包装の初期設計段階に活用できる簡易な製品衝撃強さ評価方法を構築と量産品の緩衝包装の改善において製品衝撃強さ評価値の統計量を提案した。これらの提案により、欠陥包装の発見と改善の他、これまで見落とされていた過剰包装の改善が可能となり適正包装の実現に寄与できる。