取得学位 | 博士(工学) |
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取得者 | 機械金属部 加工成形系 南 久 |
取得大学 | 京都工芸繊維大学 |
取得日 | 平成16年9月24日 |
本研究は、チタン表面の装飾性や鮮鋭性、ファッション性などの意匠性付与法としての着色に関するものである。チタンを水中で放電加工した場合、適切な加 工条件を設定することによって、鮮やかな色調の加工面を得ることができ、チタンの新しい着色法の一つとして期待できる。本着色法の特徴は、形状加工と同時 に着色処理が行えること、前後処理工程を簡略化できること、特別な腐食液を必要としないことなどにある。本研究の目的は、放電加工を用いたチタンの新しい 着色仕上げ法の提案とチタン加工面への放電着色現象の解明、および実用品への応用である。