| 取得学位 | 博士(工学) |
|---|---|
| 取得者 | 喜多 俊輔 |
| 取得大学 | 関西大学 |
| 取得日 | 令和6年9月20日 |
| 本論文は、構造物内部の音源探査手法の開発を目的として、深層学習とシミュレーションを活用した音源探査手法について論じた結果をまとめたものです。マイクロホンアレイを用いた従来の音源探査システムは、到来時間差の推定に基づいて音源位置を特定しますが、構造物内部からの間接音に対しては適用が困難です。これに対し、本研究では、構造物外表面に設置した加速度センサーから得られるデータを利用し、深層学習モデルとシミュレーション技術を組み合わせることで、構造物内部の音源位置を確率的に推定する手法を提案します。特に、シミュレーションデータで事前に学習されたモデルを実環境に適用するためのドメイン適応手法を開発し、その有効性を実験により検証しました。この手法は、家電製品や機械設備、インフラ施設など、直接的な観測が困難な状況下での騒音源の特定に貢献する可能性があります。 |
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