Mate2022優秀論文賞を受賞しました
金属材料研究部 濱田真行主任研究員がMate 2022優秀論文賞を受賞しました
2022年2月1日から14日の期間、オンラインで開催された「エレクトロニクスにおけるマイクロ接合・実装技術シンポジウム(略称Mate) 2022」において、金属材料研究部 濱田真行主任研究員がMate 2022優秀論文賞を受賞しました。
Mateでは、新規性・実用性・発展性・基礎原理などの観点から総合的に優れた論文に対し、優秀論文賞を授与しています。
受賞論文名:Sn-Ga合金の高温変形挙動
濱田真行主任研究員は、スズ-ガリウム二元合金の高温変形機構を解明し、スズに固溶したガリウムの効果により、スズの耐クリープ性が著しく向上することを明らかにしました。また、ガリウムの耐クリープ性の向上効果について他の元素(ビスマス、アンチモン、亜鉛)との比較評価を試み、ガリウム、ビスマス、亜鉛、アンチモンの順で優れることを示しました。これらの成果は、スズを主成分とする鉛フリーはんだの合金設計において極めて有用な知見であることなどが高く評価され、優秀論文賞が授与されました。
本件 問い合わせ先
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