スガウェザリング技術振興財団「技術功労賞」を受賞しました
スガウェザリング技術振興財団「技術功労賞」を受賞しました
金属表面処理研究部 表面化学研究室長 左藤眞市がスガウェザリング技術振興財団「技術功労賞」を受賞しました。
「技術功労賞」は、永年にわたり、ウェザリング技術による材料の機能、美観または色彩の耐久性試験等に携わり、広く産業界に貢献した個人に贈られるものです。
研究業績の名称:気化性防錆剤の性能評価に関する研究とその標準化
左藤は、我が国の防錆技術に関するJIS規格の検討で中心となっている日本防錆技術協会の防錆防食材料部会 気化性防錆材料分科会にて顧問を務め、新JIS規格制定と改正を主導しました。気化性防錆剤の防錆性能を評価する気化性さび止め性試験において、それまで課題であった試験ばらつきの要因を解明し、このばらつき要因をなくす新しい試験方法を考案し、関連するJIS規格に採用されました。また、長年懸案となっていた鉄鋼用防せい(錆)フィルムのJIS化では、委員長を務め、その評価および開発基準となる規格化に貢献しました。これらの成果が日本の産業界にもたらした功績は大きく、今回の受賞につながりました。
公益財団法人スガウェザリング技術振興財団HP
本件 問い合わせ先
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