地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

文字の大きさ

ヘッダーメニュー
メニュー

文字の大きさ

投2024-0049

発表論文 レーザクラッド層作製における機械学習の活用事例の紹介と将来展望
発表者名 足立 振一郎
掲載誌/掲載箇所

溶射技術
2024 VOL.44-No.2 P2-6

発表日

2024/9/30

概要


最近は実験データや画像データがデジタル化されたことや, Pythonなど機械学習のプログラムコードが汎用化したことで, 機械学習を利用したデータ解析が普及している. 機械学習には様々な手法が存在するが, 代表的な手法として回帰分析と決定木分析がある. ここでは,回帰分析の中で一般的に使用される線形回帰分析と, 決定木分析について解説した. また,機械学習を活用したレーザクラッディングのプロセスで生じる合金組成や溶融の課題解決の事例や, クラッド層の品質を高めることに成功した事例について紹介するとともに, 機械学習とレーザクラッディングの将来展望について述べた.