投2023-0071

発表論文	機械学習を用いた知能化スライドモーション制御によるインパクト成形での不良率の低減
発表者名	四宮 徳章
掲載誌/掲載箇所	日本塑性加工学会誌「塑性と加工」 64-748(2023), 87-92.
発表日	2024/5/31

概要

自由なモーションを設定できるプレス機をAIと組み合わせて活用することで,知能的なスライドモーション制御を検討した.インパクト成形を対象に,成形不良が発生する要因と効果的なスライドモーションをCAEを用いて明らかにした.成形初期のパンチひずみを機械学習の入力データとして,成形の良否を判断できる畳み込みニューラルネットワークを構築し,プレス機に実装した.動作検証では,不良を事前に予知した場合に,スライドモーションを成形途中において即座に変更することで良品の成形にすることができ,不良率を低減できた.