発表論文 |
Circuit Models of Q(t) Data and Analyses of Saturation Time Dependency on Delay Parameters
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発表者名 |
○木谷 亮太、岩田晋弥、津屋朋花、他
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掲載誌/掲載箇所 |
IEEE Access 12, 39152-39165 (2024)
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発表日 |
2024/3/29
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概要
近年、海外を中心に直流送電網の拡充が指数関数的に進行しており、簡便かつ精度の高い異常検出技術が求められている。一方、直流電気設備診断技術の一つに、電流電荷積分法があげられる。しかし実験データ(Q(t)データ)の物理的解釈は難しい面があり、実験データ、電磁気学モデル、回路モデルを一つに結ぶ技術基盤の整備が求められている。本研究では、時定数による遅れを含む回路モデルを提案し、従来無視されていたQ(t)データの遅れ特性およびその見かけの回路パラメータを解析する手法を考案した。これにより、従来では困難だった、材料への電荷蓄積過渡現象の回路モデル上での表現が可能となり、同現象の飽和過程の考察ができるようになった。