発表論文 |
荷台振動の簡易加速度PSD推定手法の精度検証
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発表者名 |
○堀口 翔伍、津田 和城、細山 亮、他
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掲載誌/掲載箇所 |
日本包装学会誌 Vol.32 No.1 p.63
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発表日 |
2023/2/1
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概要
包装貨物の振動試験を実施する際には、車両の荷台振動を模擬するため、計測した加速度波形に基づいた加速度PSDを試験条件として設定する。しかし、加速度PSDを計測できる加速度ロガーは高価である、取得データ量が膨大になるといった問題から加速度波形の計測はあまり実施されておらず、規格に示された参考PSDを用いて試験する場合がほとんどである。これまでに、車両が同一であれば国内の舗装道路においてPSD形状がほぼ同じである点に着目し、短時間の加速度波形と経路全体の加速度実効値を取得することでデータ量を削減して荷台振動の加速度PSDを推定する方法を提案した。そこで本論文では、荷台振動の加速度計測を行い加速度PSDの推定精度を検証した結果、高い精度で推定できることを示した。また、計測経路により加速度実効値が異なるため、加速度実効値の計測が必要であることを示した。以上により、従来よりも簡易な構成のロガーで加速度PSDを推定可能であることを示した。