地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

文字の大きさ

ヘッダーメニュー
メニュー

文字の大きさ

口2025-0369

発表題目 Ru錯体と高分子複合微粒子の合成とその機能
発表者名 林 寛一
発表会名 日本化学会第106春季年会
発表日

2026/3/18

概要


還元反応を目的とした錯体触媒は、高活性ゆえ、水および酸素下などにおいて使用環境に制約が多い。そこで、錯体失活要因から錯体を保護するため、高分子と錯体との複合化触媒を設計・合成し、安定な錯体触媒を開発した。まず初めに、一部にスチレンユニットを含むRu錯体を合成した。次にこの錯体と、架橋剤としてエチレングリコールジメタクリレートおよび開始剤として高分子系アゾ化合物とを反応させることで、複合化触媒を開発した。その結果、得られた高分子複合化ルテニウム触媒は、ジブチルフタレートを還元することが可能で、かつ回収・再利用が可能なことを明らかとなった。