発表題目 |
Introductory Comparison between Gerchberg-Saxton Method and Complete Survey Method in Optimizing Binary Computer-Generated Hologram |
発表者名 |
○山東 悠介、後藤 佑太朗 |
発表会名 |
The 31st International Display Workshops |
発表日 |
2024/12/4
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概要
位相型ホログラム、特にバイナリ型のホログラムでは、所望の波面を得るためにホログラムパターンの最適化プロセスが必要不可欠である。ただし、この最適化は解析的に処理することができないため、反復計算を用いた手法が用いられる。しかし、反復計算で得られた結果は局所的最適解であり、真の最適解とは異なることが予想される。本研究では、画素数に制約を受けるものの、全数探索による真の最適解を求め、従来法(Gerchberg-Saxton法)で最適化された結果との差異を統計的に比較検討した。その結果、生成できる波面の誤差において、無視できない差が生じていることを明らかにした。