地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

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口2023-0222

発表題目 異なる希ガス元素を含有した金属ガラス膜の微細組織と高温硬さ特性
発表者名 小畠 淳平
発表会名 2024年春期(第174回)講演大会
発表日

2024/3/12

概要


本研究所ではUBMスパッタ法により金属ガラス膜の非晶質構造中に数nmの固体状態の希ガスを均一分散できること、そして、この希ガス含有膜は熱ナノインプリント成型性に優れることを見出している。希ガスの含有が膜に与える影響については古くから国内外で報告がなされているが、固体状態の各希ガス元素を含有した膜がどのような機械的特性を示すかについては研究例がなく未知の状況である。本発表では、UBMスパッタ法により固体状態のAr、NeおよびArとNeを含有したTi-Cu基金属ガラス膜の微細組織と高温硬さを調査した結果を報告する。