発表題目 |
バイオマスの有効利用に向けたスピネル酸化物の再生触媒の開発 |
発表者名 |
○山口 真平、井川 聡、尾﨑 友厚、陶山 剛、他 |
発表会名 |
48th International Conference and Expo on Advanced Ceramics and Composites (ICACC2024) |
発表日 |
2024/1/28
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概要
カーボンニュートラルを達成するため、近年バイオマス発電が注目されている。しかし、バイオマスのガス化ガスに含まれるタールがフィルターや流路などへ閉塞を起こす問題がある。そのためタールを改質する耐久性があり高活性な触媒が求められている。これまでにNi-Al系スピネル酸化物触媒(NAO)が再生による高い耐久性とタール改質活性があることが明らかとなった。本研究では、造粒したNAOならびにNAZOを作製し、様々な原料に対するタール改質活性、透過性などを調べた。そのうえ、耐熱性の高い菌を触媒層に噴霧することによって滅菌も可能であることが明らかとなった。これは感染性廃棄物の処理に有効な結果であると考えられる。