地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

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口2023-0113

発表題目 電子ビーム積層造形法により作製したTi-6Al-4V合金造形物の機械特性に及ぼす予備加熱温度の影響
発表者名 ○藤原 昂太、木村 貴広、中本 貴之
発表会名 粉体粉末冶金協会 2023年度秋季講演大会
発表日

2023/10/20

概要


電子ビーム積層造形法では帯電による粉末の飛散を抑制するために予備加熱の工程が必要になる。予備加熱が造形体の諸特性に及ぼす影響を把握するため、チタン合金を対象とし、異なる温度条件下で造形体を作製することで、造形体の金属組織や機械特性に及ぼす影響を調査した。その結果、予備加熱温度の低下によって組織の粗大化を抑制できることを確認した。また、組織の粗大化を抑制することで、強度は増加し、伸びは低下する傾向を確認した。