地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

文字の大きさ

ヘッダーメニュー
メニュー

文字の大きさ

口2023-0079

発表題目 金属積層造形における製造性を考慮したトポロジー最適化の高速化
発表者名 三木 隆生
発表会名 第33回設計工学・システム部門講演会
発表日

2023/9/19

概要


金属積層造形、特に汎用的なプロセスである粉末床溶融凝固方式では材料の溶融凝固過程で生じる残留応力・変形により、造形品質の悪化を招くことが知られている。こうした中、これらの留意点を考慮したトポロジー最適設計法が盛んに開発されている。しかしながら、金属積層造形における残留応力・変形解析は積層ごとに計算を要するため、反復計算を要するトポロジー最適化と組み合わせるとなると、その計算量の多さが問題となる。そこで本発表では、造形時の残留応力・変形を考慮したトポロジー最適設計法の高速化について報告する。