発表題目 |
EBSDによる金属材料組織評価 |
発表者名 |
田中努 |
発表会名 |
日本鋳造工学会 第181回全国講演大会 |
発表日 |
2023/5/21
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概要
多結晶材料の特性を決定する組織学的要素として、組成や結晶相の種類、結晶粒の大きさや方位、ひずみ状態、あるいは結晶粒界の性格などが挙げられる。組成が同じであっても、材料が受けた加工・熱履歴により、材料の微細組織(結晶方位や粒界性格)は生き物のように変化し、その組織によって特性が決定される。ここでは、結晶方位や粒界性格など多くの組織学的要素を解析できる技法であるEBSD(電子線後方散乱回折:Electron Backscatter Diffraction Pattern)法について概説するとともに、著者らの取り組み例を紹介する。