発表題目 |
ステンレス鋼鋳鋼とアルミニウムのろう付技術の開発 |
発表者名 |
○岡本 明、萩野 秀樹 |
発表会名 |
(公社)日本鋳造工学会関西支部 令和4年度 秋季支部講演大会 |
発表日 |
2022/12/9
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概要
昨今の問題として挙げられる,パワーモジュールのアルミニウムヒートシンクの放熱効率向上,空調設備における銅からアルミニウムへの置換には,筐体や部材としてステンレス鋼が接合相手となる可能性があり,小さく複雑形状の金属の接合に有用なろう付が期待される.しかし,ステンレス鋼とアルミニウムのろう付技術は確立されていない.本研究では,複雑形状品の対応のためステンレス鋼鋳鋼を選択し,まずろう材とフラックスを用いてさまざまな加熱・冷却条件でのぬれ性,欠陥の有無,接合部の状態について調べた.次に,接合体を作製し,接合強度が高くなる条件を見出すとともに,接合状態との相関について考察した.