発表題目 |
Plasma Carburizing and Nitrocarburizing for Composite Austenitic Stainless Steelwith Tungsten Carbide Fabricated by LMD |
発表者名 |
○足立 振一郎、山口 拓人、田中慶吾、上田 順弘 |
発表会名 |
11th International Conference on Reactive Plasmas |
発表日 |
2022/10/5
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概要
ステンレス鋼のレーザクラッド層をタングステンカーバイド粒子と複合化したAISI 316Lのレーザクラッド層に対し,処理温度450 °C以下で低温プラズマ浸炭処理、および窒化処理と浸炭処理の複合処理について検討した.その結果,クラッド層のステンレス鋼部には,タングステンカーバイド粒子の分解により生成した固溶炭素が多く存在しており,これが低温プラズマ処理による炭素と窒素と共に拡張オーステナイト相を形成したと考えられた.これにより,浸炭処理と浸炭窒化処理の両方でクラッド層の表面硬の向上が実現した.