地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

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口2022-0082

発表題目 焼成牛骨由来水酸アパタイトを用いたグラファイト状窒化炭素の合成
発表者名 永廣 卓哉
発表会名 第31回無機リン化学討論会
発表日

2022/9/30

概要


グラファイト状窒化炭素(g-C3N4)は、安価な原料から合成できる有機高分子半導体である。また、g-C3N4は種々の化学反応に適したバンド構造、可視光応答性および生体適合性などの特長を有しているため、光触媒や抗菌材料などへの応用が検討されている。本研究では、g-C3N4の原料(尿素)に焼成牛骨由来水酸アパタイト(c-HAp)を加え、異なる焼成温度でg-C3N4/c-HAp複合材料を合成した。得られた複合材料の物理的・化学的特性を評価した。また、c-HApおよび参照試料のカーボンブラック燃焼特性を評価した。