地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

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口2022-0034

発表題目 各周波数の正弦波の重ね合わせがランダム波のピークの形成に及ぼす影響
発表者名 ○津田 和城、細山 亮、堀口 翔伍
発表会名 日本包装学会 第31回年次大会
発表日

2022/7/21

概要


ランダム波の厳しさを評価するために、疲労がしばしば使用されている。疲労はランダム波のピークの値と回数に基づいて計算されている。一方で、疲労の周波数依存性をもつ材料では、ピークの値と回数が同じでも、周波数により疲労が異なるため、周波数の影響を考慮することが必要になる。そこで本報では、疲労計算の基になるピークに及ぼす周波数の影響を調査するために、ピークがどのような周波数で形成されているのかを検討した。その結果、ピークは複数の周波数の寄与によって形成されていることが示された。また、ピークの形成には高周波の寄与が低周波よりも大きく、ピークの大小には低周波の寄与が関係していることがわかった。