地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

文字の大きさ

ヘッダーメニュー
メニュー

文字の大きさ

口2022-0037

発表題目 UBMスパッタ法およびCVA法を活用した成膜技術~金属ガラス膜・窒化ホウ素膜の研究事例~
発表者名 小畠 淳平
発表会名 第61回ドライコーティング研究会
発表日

2022/6/23

概要


ドライコーティング技術は工具・金型の高寿命化および高機能化に大きく貢献している重要な表面処理である。現在成果をあげているTi、Cr、Al系の窒化物膜とDLC膜については適用分野の拡大が進められているが、市場は新たな組成・新たな機能を示す膜に関心が移っており、国内外で研究開発が進んでいる。本研究所では、独自に開発したターゲットによる窒化ホウ素膜の成膜技術、ナノインプリント分野に適用可能な新たな金属ガラス膜の成膜技術を確立してきた。本講演では、これら新たなドライコーティング技術の背景、研究成果、今後の展開について説明する。