地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

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口2022-0010

発表題目 機械学習を用いた知能化スライドモーション制御によるインパクト成形での不良率の低減
発表者名 ○四宮 徳章、坪井 瑞記、喜多 俊輔、安木 誠一
発表会名 2022年度塑性加工春季講演会
発表日

2022/6/4

概要


本報では、インパクト成形において、成形初期のパンチひずみの情報から、成形を継続すると不良になることを予知し、瞬時にプレスモーションの変更を行うことで、良品の成形となる知能化プロセスについて検討した。スライドを細かく上下させるパルスモーションにより不良率を低減できることがわかった。また、機械学習を用いて、スライドストローク0.3 mmの位置でパンチひずみの情報から成形の不良を予知することができた。さらに、実装したプレス機により、不良を予知した場合にパルスモーションに切り替わる知能化スライドモーション制御を実践できた。