わかりやすい高分子材料 (4/21)
概 要 ※ご好評につき、WEB参加は定員に達しました。会場には、まだ空きがございます。
高分子材料(プラスチック)は、私たちの身の回りの様々な製品に使用され、生活に欠かすことのできない材料の一つとなっています。当研究所では、これら材料に関する広範な技術相談をお受けしていますが、その中で、『仕事で扱うけれども中身がよくわからない』、『種類がたくさんあって難しい』、『化学式がよくわからない』などの声を多く聞きます。そこで本セミナーでは、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂の基礎から、高分子材料の分析、接着の基礎などの周辺情報について、わかりやすく解説いたします。初心者を対象とした内容となっていますので、新入社員の方の研修にも最適な内容となっています。この機会にぜひご参加下さい。
主 催 地方独立行政法人 大阪産業技術研究所
開催日 令和5年 4月21日(金)
時 間 13:15 - 16:45(13:00より受付)
会 場 大阪産業技術研究所 和泉センター(和泉市あゆみ野2-7-1)
WEB配信とのハイブリッド開催で行います。
参加費 無 料
定 員 会場:30名 WEB:80名(WEBは定員に達しました)
プログラム
パンフレットはこちら
13:15 - 14:05 |
「熱可塑性樹脂の基礎」 高分子機能材料研究部 主任研究員 二谷 真司 |
熱可塑性樹脂は、熱をかけることで柔らかくなり可逆的に変形させることができるプラスチックです。その特徴から成形加工しやすく、幅広い分野の製品材料として用いられています。このような熱可塑性樹脂の性質や特徴、用途などについて解説します。 |
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14:05 - 14:55 |
「熱硬化性樹脂の基礎」 高分子機能材料研究部 主任研究員 田中 剛 |
加熱により硬化するプラスチック(熱硬化性樹脂)は、一度成型されると加熱および冷却しても変形しない特徴を有します。機械的強度、耐熱・耐寒性、および耐溶剤性に優れており、成形品、接着剤、塗料などに用いられます。熱硬化性樹脂の種類、生じる硬化反応、性質、用途などについて解説します。 |
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15:05 - 15:55 |
「高分子材料の分析」 高分子機能材料研究部 主幹研究員 井上陽太郎 |
プラスチックやゴム材料の品質管理では、様々な分析装置を用いて評価を行います。光学的な評価として紫外可視分光光度計、簡便に素材の判定ができるフーリエ変換赤外分光分析(FT-IR)、詳細な化学構造の情報を得ることが可能な核磁気共鳴装置(NMR)などを中心に、分析装置の原理や得られる情報について解説します。 |
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15:55 - 16:45 |
「接着の基礎」 高分子機能材料研究部 主幹研究員 舘 秀樹 |
「物をくっつける」接着剤は、家庭や産業分野などで広く利用されています。しかし、接着剤がどうしてくっつくのか、どうすれば剥れにくくなるかなど、接着の基礎は意外に知られていません。接着のくっつける仕組み、接着剤の種類や性質、評価などについて、わかりやすく解説します。 |
お申込み
メール(izumi-entry@orist.jp)又はFAX(0725-51-2520)でお願いします。
お問合せ
(地独)大阪産業技術研究所 和泉センター 顧客サービス部
TEL:0725-51-2512 FAX:0725-51-2520