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投2025-0034

発表論文 NH3 decomposition activity of an Ag-Al-Cu-Fe-Ni alloy film prepared in situ on an α-Al2O3 plate by friction stirring
発表者名 ○園村 浩介、前田 和紀、尾﨑 友厚、長谷川泰則、他
掲載誌/掲載箇所

Materials Letters
Volume 402, 139297

発表日

2025/8/20

概要


摩擦攪拌によってアルミナセラミックス板上にAg-Al-Cu-Fe-Ni合金膜をその場形成させ、アンモニア分解性能を評価した。得られた合金膜はAg, Al, Cu, Fe, およびNiが均等に分散しており、2種類の面心立方構造をもつ固溶体が存在していた。 合金膜のアンモニア分解率は575 °C、WHSVが77L/(g h)のとき、27%であった。今回、摩擦攪拌によって作製された合金膜がアンモニア分解性能を示すことが分かった。今後は、より低い温度で高い分解率を示す組成を探索する予定である。