発表論文 |
Effects of Solid-Solution Carbon and Eutectic Carbides in AISI316L Steel-Based Tungsten Carbide Composites on Plasma Carburizing and Nitriding
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発表者名 |
○足立 振一郎、山口 拓人、田中慶吾、西村崇、上田 順弘
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掲載誌/掲載箇所 |
Metals 13, 1350 (2023).
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発表日 |
2023/7/27
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概要
レーザメタルデポジションで作製したオーステナイト系ステンレス鋼(AISI 316L)とタングステンカーバイドで構成される複合層は,耐摩耗性に優れており,コーティング皮膜や積層造形物としての適用が期待されている.しかし,過酷な環境下で使用するためには,表面硬度や耐腐食性をさらに改善する必要がある.そこで,低温プラズマ浸炭処理および浸炭処理と窒化処理の連続処理を検討した.その結果,複合層の表面に炭素または窒素が過飽和に固溶した拡張オーステナイト相が形成し,表面硬度と耐腐食性の両方を改善することが出来た.