発表論文 |
めっきと印刷によるメタマテリアル反射透過制御素子
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発表者名 |
伊藤 盛通
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掲載誌/掲載箇所 |
表面技術 第72巻 第12号(2021年12月号)
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発表日 |
2021/12/1
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概要
電磁波の積極利用と電磁ノイズの抑制というトレードオフを満たすため,特定の周波数に高い効果を持つ反射透過制御素子が求められている。そこで、量産性のよいめっきと印刷を用いて特定の周波数に共振するメタマテリアルを試作することにした。めっきと印刷技術で作製した磁性メタマテリアル試料について,自由空間法と同軸導波管法で透過・反射係数を測定した。その結果、構造中の誘電体層の材料と層厚とで共振周波数が制御できること、及び単位構造が小型化できることを確認できた。ただし、低周波数帯域化にあたっては波長に対して試料が薄くなることで反射透過制御機能が小さくなる現象を確認し、その対策の必要性について検討した。