発表題目 |
Curved Mirror Reflection for Wide Viewing Zone in Holographic 3D Display |
発表者名 |
○山東 悠介、佐藤和郎、川村 誠、後藤 佑太朗、他 |
発表会名 |
International Symposium on Imaging, Sensing, and Optical Memory |
発表日 |
2024/10/22
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概要
ホログラフィック3Dディスプレイでは、視域(立体像の見える観測者側の範囲)が広いことが望まれるが、従来の平面型方式では、ディスプレイの正面方向付近に限定されており、側面や裏側から観測できない(十分な運動視差が得られない)という課題があった。この点に関し発表者らは、放物面鏡や双曲面鏡、円錐形ホログラフィック光学素子といった曲面鏡による広範囲反射特性を活用することで、視域を大幅に拡大する手法を提案した。本発表では、曲面鏡による反射の利点や光学特性、曲面鏡を用いた場合の波面計算方法、視域拡大の実証実験結果などについて紹介する。