発表題目 |
破断面SEM画像の領域分割技術による破壊起点推定の高効率化 |
発表者名 |
○濱田 真行、金岡 祐介、平田 智丈、喜多 俊輔、他 |
発表会名 |
第18回フラクトグラフィシンポジウム |
発表日 |
2024/10/10
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概要
本研究は、破壊起点推定における手作業によるノイズ除去の自動化を目的として、マスク処理の適用を検討した。マスク処理で生成された二値画像を用いた起点推定結果は、手作業によるノイズ除去を施した場合とほぼ同じであり、熟練技術者の判断とも一致することが確認された。この結果から、手作業に代わる手法としてマスク処理を導入することが実用上問題ないことが示唆される。さらに、マスク処理を導入することで、破壊起点推定の全プロセスを自動化することが可能となり、推定に要する時間の大幅な短縮と破壊起点推定の高効率化が期待できる。